
2020.07.19
SNACK
「ホンモノ」のわらび餅を体験してみませんか?

もうすぐ8月。いよいよ夏本番を迎えます。暑くなってくると食べたくなるのは、なんといってもひんやり、ぷるんとしたおやつではないでしょうか。
今回は、わらび餅本来の美味しさだけじゃなく、わらび餅づくりも体験できる、希少な本わらび粉を使った「ホンモノのわらび餅手作りキット」についてご紹介します。(毎年夏季限定で販売する限定商品です。)
「ホンモノのわらび餅」を食べたことがありますか?
わらび餅の”わらび”とは、山菜の蕨(わらび)のこと。蕨の根から摂れるデンプンを乾燥させて粉末状にしたものを”わらび粉”と言います。
本来わらび餅とはこの”わらび粉だけ”でできているのに対して、市販のわらび餅は含まれるわらび粉の比重がとても少なく、大半が加工デンプンからできています。そのため色はきれいな透明色になります。加工デンプンとは、「じゃがいもやレンコンなどに含まれているデンプンに、何かしらの加工をしたもの」を指し、日本では食品添加物として分類されています。もちろんこのわらび餅も甘くてとても美味しいおやつですよね。ですが、「ホンモノのわらび餅」は全く違う見た目・食感を持っているんです。
「ホンモノ」のわらび餅を食べたことがない理由
多くの方が”ホンモノのわらび餅”を食べたことのない理由は大きく2つあります。
①とても高価だから
純度100%の本わらび粉は、希少価値が高くとても高価です。皆さんが店舗で見かけるわらび餅の値段は100〜300円くらいだと思いますが、本わらび粉を使用した本わらび餅は同じ量で1,500円から2,500円ほどします。
②賞味期限が非常に短いから
明治8年から続く老舗のくず・わらび専門店である廣八堂さんにお伺いすると、本わらび粉だけを使用したわらび餅を作った後の賞味期限は「もって2時間」だそうです。そのため、現在は一部の和菓子店でしか取り扱われていません。
「ホンモノのわらび餅」はどんな見た目?
わらび餅と聞いてイメージするのは、透明なわらび餅ですよね。実は、本わらび粉でわらび餅を作るとなんと「黒色」に近い色になります。また、食感は市販のわらび餅より弾力があってモチモチとしており、砂糖を使っていないのにほどよい甘さもあります。
今回スナックミーからお届けする手作りキットでは「ホンモノのわらび餅」を体験いただけるよう、本わらび粉100%のものを使用しています。
夏休みのおうち時間をちょっとだけ特別なものにする手作りキットです。(毎年夏季限定で販売する限定商品です。)
キット内容
本わらび粉/ 50g, 米飴/ 70g, きな粉/ 30g, 黒蜜/ 10g
(完成品で2〜3人前になります)
栄養成分
熱量/ 550kcal, タンパク質/ 11.2g, 脂質/ 7.8g, 炭水化物/ 114.1g, 糖質/ 67.7g
ホンモノのわらび餅はどうやって作るの?
米飴、本わらび粉、きな粉、黒蜜を使用した、わらび餅の作り方をご紹介します。所要時間は10〜15分ほどです。
用意するもの
・「ホンモノのわらび餅キット」 1セット
・水 1カップ
・鍋 1つ
・ゴムベラ 1つ
①米飴を湯煎でやわらかくしておきます。
②火をつけていない状態の鍋にわらび粉を入れ、水を少しずつ加えながら溶かしていきます。ここで、しっかりとわらび粉のダマを潰していきましょう。
③②の鍋に①でやわらかくした米飴を入れ、中火にかけてゆっくりと混ぜます。焦げ付いてしまわないように気をつけながら混ぜ続けていくと、液体状だったものが徐々に固まりだします。
④つやつやとした餅状になったら火を止め、さらに2~3分よく練ります。
⑤平たい皿やバットに移して粗熱をとり、1口大に切り分けます。
⑥付属のきな粉や黒蜜をかけて完成!
*お召し上がりと保存の際のご注意
■本商品の賞味期限は2020年12月31日ですが、製造後は2時間以内にお召し上がりいただきますようお願いします。
■製造したわらび餅を冷蔵庫に入れて長期間保存されますと、硬くなってしまい食感がそこなわれてしまいますのでご注意ください。
今回のキットに使用する本わらび粉をご提供してくださる廣八堂さんは、外出自粛の影響による卸発売の停止のため、大きな被害を受けられています。スナックミーではおやつを通じて自分たちにできることを今後も考え続けていきます。
夏のおうち時間に、「ホンモノのわらび餅」作りをみなさんでお楽しみください。
